食費にこんなに差が!いつものスーパーで数万円節約!その裏技を教えます。

今年こそ節約したい!と思っても、どこから手をつければいいか迷ってしまいますよね。

 

食費は節約のしやすい支出の一つです。しかし「格安スーパーが近くにない」「スーパーをはしごする時間がない」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?

 

そんな方でも大丈夫。今回はいつものスーパーで手軽に節約できる「食費の節約術」について解説します。

 

節約でこんなに差が!各家庭の食費を比べてみよう

 

食費の節約で、どのくらいの出費を減らせるのでしょうか。今回は食費の節約を意識しているAさんと、普段通り買い物をしているBさんを比較してみました。

 

 

Bさんの家庭の食費は7万2,000円。これは全国的に見てもごく平均的な支出額です。しかし家族構成や年収の近いAさんとくらべると約2万円もの差がありました。

 

理想的な食費の割合は月手取り額の15〜20%と言われています。Bさんの食費は手取り額の25%程。少々オーバーしているようです。

 

一方節約上手なAさんは20%以内に納まっており、うまく食費を管理できていることが分かります。

 

もしAさんのように月に2万円の節約ができると年間24万円。これは年収360万円の月手取り額に相当します。とても大きな額ですよね。

 

日頃のスーパーで節約したい!2つのポイントを押さえておこう

 

とはいえ、仕事や育児で忙しく「手間のかかる節約は避けたい」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんな時でも大丈夫。買い物や食材の使い方を少し工夫するだけで余計な出費を減らせますよ。
いつものスーパーで節約するためには、2つの軸で考えることが大切です。ここでは日頃の買い物で食費を抑えるための、2つのコツを紹介します。

 

安い食材を買う

食材の値段は需要や流通、天候などによって変わります。家計の出費を減らすためには、安く売られている食材を選びましょう。

 

選ぶポイントは「量」と「値段」。量が多く、値段も安い食材を買うといつものレシピが節約メニューへと変身しますよ。

 

例えば、キャベツ(1kg約180円)や鶏肉(100g140円)は量に対して値段が安いため、節約向きな食材です。

※令和5年1月23日~1月25日時点

 

また、玉ねぎもグラム換算で見ると長ネギの約半額で買えるため、積極的に使用するとよいでしょう。

 

食品ロスを減らす

ふと冷蔵庫をあけ、食材を手に取ったら傷んでいた…そんな経験はありませんか?買った食材を捨ててしまうのはもったいないうえ、心苦しいですよね。

 

節約は「安いものを買う」だけにとどまりません。塵も積もれば山となるように、小さな食品ロスが家計を圧迫することがあります。食品ロスを減らし、食費のムダをなくしましょう。

 

冷蔵庫の収納を見直すのもおすすめです。冷蔵庫が乱雑だと期限の管理がしにくく、食品ロスの原因に。以下の記事で「冷蔵庫の賢い使い方」を紹介しているので、併せてご覧ください。

 

 

食費節約術5選!普段の生活に取り入れてみよう

 

節約にはさまざまな工夫が必要なため、大変なイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、気張らなくても大丈夫。できることから少しずつ取り入れるだけで、食費の負担を軽くできますよ。

 

ここでは、普段の生活で取り入れられる節約術を紹介します。

 

買い物リストをつくろう

スーパーには魅力的な商品が並んでいます。つい予定になかったものまでレジに運んでしまうこともありますよね。しかしこれでは必要のない商品まで買ってしまい、出費や食品ロスに繋がりかねません。

 

このような事態を避けるのに有用なのが「買い物リスト」です。買い物リストを作るとで目的に沿った買い物ができ、衝動買いを抑えやすくなります。

 

また「買い物リスト」には買い忘れを防げる嬉しい効果も。普段から確認できるよう、スマホアプリのチェックリストを活用するのもよいでしょう。

 

冷凍で食品ロスを削減!

食材は冷凍すると長持ちします。これは食品に着いた細菌が、寒い温度により活動を減らすためだと言われています。

 

食パンやお米はもちろん、野菜やバターなどの乳製品も冷凍が可能です。

 

また、冷凍によって便利になる食材もあります。

 

 

冷凍庫の活用は時短にも繋がり、一石二鳥です。

 

作った料理が余ってしまっても耐熱の保存用袋に入れて冷凍すれば、後日湯銭や電子レンジで解凍すると食べることができ、無駄がありません。冷凍したものも時間が経つと劣化してしまうため、早めに食べきることを意識しましょう。

 

食材の冷凍保存については、こちらの記事でも解説しています。

 

調味料は「さ・し・す・せ・そ」を基本に

冷蔵庫に眠りがちなドレッシングや調味料。せっかく買っても、期限切れで捨ててしまった経験はありませんか?

 

万能調味料は便利な一方、使用用途が限られているため、使いきれず冷蔵庫に溜まりがちです。そんなときはさまざまな調味料を「さ・し・す・せ・そ」で代用してみましょう。

 

 

これらを組み合わせると、さまざまなレシピを作ることができます。

 

  • 【白だし】だし汁に塩と醤油を加える
  • 【甜面醤】味噌と砂糖2:1、醤油で味を整える
  • 【すし酢】お酢と砂糖1:1 醤油を少々

 

ドレッシングや調味料を買う時は、期限内に消費できるサイズを意識し「時短のため」「よく使うから」など、明確な理由を持てるとよいですね。

 

安いお肉を活用しよう

安いお肉を活用しましょう。特に鶏むね肉は安いお肉の代表格。値段は鶏もも肉の約半額でとってもリーズナブルです。

 

また鶏むね肉には「イミダペプチド」という抗疲労物質が豊富に含まれており、健康面でも注目されています。

 

しかし、鶏むね肉のパサつきが苦手という方もいらっしゃるかもしれません。そんなときは、炊飯器を活用してみましょう。

 

炊飯器の温度は67度〜78度となっており、低温調理に活用できます。

 

  1. 解凍した鶏むね肉を耐熱ジッパーに入れ、好きな味付けをする
  2. ジッパーの空気をしっかり抜く
  3. 炊飯器の内釜に鶏むね肉をジッパーごと入れ、お湯(約70度)をかぶる程度にいれる
  4. 保温モードで3時間ほど放置する

 

炊飯器を使えば、柔らかい鶏むね料理をつくれますよ。
※炊飯器によっては使用できないことがあります。説明書をご確認ください。

 

また、豚肉のこま切れ肉もおすすめ食材です。

 

こま切れ肉とは、豚のさまざまな部位の切れ端を集めたもののこと。1枚1枚にサイズの統一感はないものの、炒め物や鍋料理など、あらゆるレシピに使えます。

 

豚ロース肉(薄切り)と比較すると約半額で買えるため、とてもお得です。

 

ふるさと納税を活用しよう

ふるさと納税を活用してみましょう。ふるさと納税制度を利用すると、自治体からさまざまな返礼品を受け取れます。返礼品にはお米をはじめ、お肉や野菜、加工品などの食材も。

 

こちらの記事ではふるさと納税の賢い使い方について解説しています。ふるさと納税をうまく活用したい方は要チェックです。

 

 

まとめ

今回は「食費の節約術」を紹介しました。

 

普段使うスーパーでも、ちょっとしたコツでお金の節約ができます。安い食材を使ったレシピを調べてみても楽しいかもしれませんね。

 

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