スマホ代は節約できる!今よりも安くするための5つのポイントとは?

皆さんは、月々のスマホ代をいくら支払っていますか?中には、料金が高くて困っている方もいるでしょう。しかし、スマホ代の節約は手続きが複雑で、面倒な方もいらっしゃるのではないでしょうか。どこを見直せばよいのかわからない場合も多いですよね。

 

今回は、スマホ代を安くする5つのポイントを紹介します。これを押さえるだけで、簡単にスマホ代を安くできますよ。ぜひ最後まで読んで、家計の負担を減らしてみましょう。

 

スマホ代の平均は◯◯◯◯円!

 

多くの方が支払っているスマホ代ですが、果たして平均でどれくらいの支出となっているのでしょう。

株式会社MM総研が行った調査によると、次のような結果となっています。

 

  • スマホ利用料金:4,617円
  • 端末購入金額:60,727円

 

利用料金は、通話料・通信料・オプション料金を含む金額です。また、端末代金は割引前の金額です。

 

皆さんが支払っている料金は、これよりも安いでしょうか?それとも高いでしょうか?もし高い場合は、スマホ料金の見直しを検討しましょう。

 

スマホ代を節約する5つのポイント

スマホ代を節約するには、次の5つのポイントをおさえましょう。

 

  • 利用状況の把握
  • プラン・オプションの見直し
  • 使い方の見直し
  • 機種の見直し
  • サブブランド・格安SIMへ乗り換え

 

順番に確認すれば、高額なスマホ代を大きく節約できますよ。

 

利用状況を把握する

1つ目は利用状況の把握です。

 

皆さんは現在どれくらいの頻度でスマホを使っているでしょうか。例えば次の2点について考えてみましょう。

 

  • ひと月にデータ量は20GB以上利用している
  • ひと月に5分以上通話している

 

どちらか一方でも当てはまる場合は、その項目を見直しの対象にするとよいです。ほかにも、分割で支払っている場合には、端末代金はいくら払っているかなどを確認してみましょう。

 

 

契約プランとオプションを見直す

2つ目は契約プランとオプションの見直しです。

 

利用状況に対して必要以上のデータ量のプランを契約していませんか?不要なオプションの契約はないですか?

 

プランは基本的にデータ量が少ない方が安くなります。スマホでインターネットやアプリをあまり使わない方は、データ量の少ないプランに変更すると大きな節約につながります。自宅にWi-Fiがあり外出の機会が少ない方は、データ量を減らしてみるとよいかもしれませんね。

 

オプションに関しても、使用していないものがあれば解約しましょう。通話のオプション・データオプションなどは利用状況に応じて解約を検討しましょう。故障・紛失・使い方などのサポートに関するオプションも、使う機会がなければ解約してよいかもしれません。

 

不要なものは解約し、必要なものにだけ料金を支払うように意識しましょう。

スマホの使い方を見直す

3つ目はスマホの使い方の見直しです。

 

具体的な例としては以下のようなものがあります。

 

  • 通話時間を短くする
  • 通話無料アプリを使う
  • Wi-Fiのないところでは、スマホを使いすぎない
  • アプリのモバイルデータ通信をオフにする

 

通話は仕事中や緊急連絡など必要最低限にすると、時間を短くできます。LINEのような通話無料アプリを使うのもよいですね。

 

動画視聴やゲームなどはデータ消費量が多いため、Wi-Fi環境下で行いたいところです。一部コンテンツサービスは、事前にダウンロードしておけば外でもデータを消費せずに楽しめます。こうした機能も有効に活用しましょう。

 

また、スマホをそこまで使った覚えがないのにデータ使用量が多くなっていたことはありませんか?この場合、アプリがバックグラウンドでデータを消費している可能性があります。いわば待機電力のようなものです。

 

スマホの設定からアプリのモバイルデータ通信をオフにすると、無駄なデータ消費を防げます。あまり使わないアプリにこの設定をしておくとよいでしょう。

 

使い方を工夫して、より安いプランに移行できるようにしておくのが大切です。

代金の安い機種を選ぶ

4つ目は代金の安い端末選びです。

 

円安や物価上昇の影響で、一部のスマホの端末代金は高騰しています。端末代金の高いスマホは便利で革新的な機能も多いですが、使わない場合は不要なものです。通話・インターネット・メールなどの最低限の機能が使えれば問題ない方も多いでしょう。

 

最近では値段の割に機能が充実したスマホが多数販売されています。中には3万円以下で手に入れられてサクサク動くコスパの優秀なものもあります。ただし、一部の安いスマホは処理性能が低く動作が快適でないものもあるため、スマホのスペックも考慮しながら機種を選びましょう。

 

また、中古スマホを検討するのも一つです。購入できる場所が多く、スマホの開発技術も高まっているため、数年前に発売されたものでも不便なく使用できます。ただし、古過ぎるとアプリが非対応になる場合があるので注意しましょう。

 

機種代金はプランの契約以上に高い買い物です。できる限り支出を抑えて、家計への負担を減らしましょう。

 

サブブランド・格安SIMを使う

5つ目は、サブブランドや格安SIMへの乗り換えです。

 

上の4つのポイントを見直してもあまり金額が変わらない方は、大手3社が提供するサブブランドか、格安SIMに乗り換えると料金が下がる可能性があります。

 

サブブランド・格安SIMと聞くと「通信に不安がある」「安さは魅力だが逆に怪しい」とイメージする方もいるでしょう。サブブランドと格安SIMの特徴と注意点をまとめたので確認しておきましょう。

 

特徴

  • 料金が安い
  • オンラインで簡単に手続きができる
  • 大手キャリアから回線を借りているため、サービスエリアは大手3社と同じ
  • サブブランドは大手3社が提供するサービスなので安心

 

注意点

  • 回線を借りているため優先的に使用することができず、一時的に通信が遅くなる場合がある
  • 実店舗が少なく、サポートが手薄
  • キャリアメールの使用は諦めた方がよい

 

料金を安くできる分、サポートが少ないのがデメリットです。キャリアメールも引き続き使用可能ですが、別途料金がかかるのでおすすめできません。

 

手続きでは電話やチャットでの問い合わせに対応してくれるので、上手に活用しましょう。手続きに詳しい方に聞くのもよいですね。

 

株式会社MM総研の調査によれば、サブブランドを利用している方の月額利用料金は3,157円となっています。また、格安SIMを利用している方の月額利用料金の平均額は1,889円となっています。スマホ利用者の平均額4,617円と比べて約1,500円〜2,500円も低い金額です。格安SIMに替えて、スマホ代をグッと安くしましょう。

 

スマホ代の節約が家計を助ける

スマホ代は、毎月定期的にかかる固定費です。固定費は、一度削減できれば毎月確実に節約できるため、家計の負担が大きく減ります。浮いた分を貯金や別の費用の支払いに回せると、お金のやりくりがグッと楽になりますよね。

 

今回紹介した5つのポイントをおさえながらスマホ代を分析すれば、大きな節約効果を実感できます。ぜひご自分のスマホ代を見直して、固定費の削減に取りかかりましょう。

 

スマホ代をはじめとした毎月の固定費について、どの程度見直しの余地があるかを調べてみたい方は、ぜひこちらの「家計見直し診断」も試してみてくださいね。

 

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