手取り額から生活費を算出する際、「生活費を使い過ぎている気がする」「物価の高騰で今後の生活が不安」と悩みますよね。
生活費は、固定費を削減することで即効かつ長期的に節約可能です。安心して生活できるように現状把握から始めましょう。
この記事では、手取り額に見合った生活費について詳しく紹介します。固定費を節約するポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【本記事の登場人物】
税理士:目黒さん(松原さんの高校時代の親友)
相談者:松原さん
30代男性 独身
年収350万円
固定費(特に電気代)見直しを検討している
暗号資産・FXなどにも興味があり、なるべく損したくない
このページの目次
1人暮らしにおける生活費の平均は15〜19万円


生活費の項目 | 金額 |
---|---|
食費 | 41,731円 |
住居 | 22,118円 |
水道光熱費 | 11,383円 |
家具・家事用品 | 5,830円 |
被服・履物 | 4,843円 |
保険医療 | 7,703円 |
交通・通信費 | 18,916円 |
教養・娯楽費 | 17,654円 |
その他 | 24,868円 |
消費支出 | 155,046円 |


現在の生活費の内訳を把握しよう

生活費の項目 | 松原の金額 | 理想の金額 |
---|---|---|
食費 | 50,850円 | 41,731円 |
住居 | 46,000円 | 22,118円 |
水道光熱費 | 14,163円 | 11,383円 |
家具・家事用品 | 5,217円 | 5,830円 |
被服・履物 | 4,544円 | 4,843円 |
保険医療 | 7,838円 | 7,703円 |
交通・通信費 | 22,492円 | 18,916円 |
教養・娯楽費 | 20,321円 | 17,654円 |
その他 | 20,040円 | 24,868円 |
消費支出 | 192,465円 | 155,046円 |
※交通・通信費については合算金額となります。


近年続く電気代・食費の上昇




理想的な生活費に近づくための重要項目を見直そう

生活費の項目 | 松原の金額 | 理想の金額 | 削減を検討したい金額 |
---|---|---|---|
水道光熱費 | 14,163円 | 11,383円 | 3,780円 |
交通・通信費 | 22,492円 | 18,916円 | 3,546円 |
食費 | 50,850円 | 41,731円 | 9,119円 |
娯楽費 | 20,321円 | 17,654円 | 2,667円 |





項目①:水道光熱費


理想:11,383円
現状:14,163円

ガス代の節約方法




水道代の節約方法



電気代の節約方法


家電 | 節電内容 | 節約できる金額 |
---|---|---|
エアコン | 室内を冷やしすぎず、室内温度を無理のない範囲で上げる | 年間約940円の節約 |
必要なときだけをつける | 年間約580円(冷房)・1,260円(暖房)の節約 | |
暖房時の室温は20℃を目安にする | 年間約1,650円の節約 | |
月に1〜2回のフィルター掃除 | 年間約990円の節約 | |
冷蔵庫 | 食材を詰め込みすぎない | 年間約1,360円の節約 |
開閉回数の削減 | 年間約320円の節約 | |
設定温度の見直し | 年間約1,910円の節約 | |
壁との間隔の見直し | 年間約1,400円の節約 | |
電気ポット・炊飯器 | 使用しないときはプラグを抜く | 年間約450円の節約 |
テレビ | 視聴しないときは電源を切る | 年間約3,330円の節約 |


項目②:通信費

理想:18,916円
現状:22,492円
※交通・通信費については合算金額となります。






通信費の詳しい見直し方法については、以下の記事を参考にしてみてね。
番外編①:食費


理想:41,731円(1食およそ463円)
現状:50,850円(1食およそ565円)


また、自炊や食材にこだわりすぎないのもポイントになるよ。お弁当やお惣菜を買った方が安く済む場合もあるからね。


番外編②:娯楽費(サブスクリプション)

理想:17,654円
現状:20,321円




番外編③:住宅費や家賃の値下げ






番外編④:節税対策を検討する




まとめ
本記事では、一人暮らしの社会人に向けた生活費の目安や削減方法を紹介しました。
生活費は即効性や持続性、値上げラッシュを考慮して、固定費の削減がおすすめです。
いきなり大きな金額を削るのではなく、始めやすい固定費削減のステップから実践してみましょう。
固定費削減を見える化したい方は、まずシミュレーションから始めてみてはいかがでしょうか。
まずは「家計見直し診断」の利用からご検討ください。