その節約方法は本当に効果ある?実は効果が薄い節約方法6選

「節約しているのに、全然お金が貯まらない」
節約は効果を感じられないとやる気もなくなり、続ける意味が分からなくなってしまいますよね。

 

一方で、節約を意識してしっかりとお金を貯めている人もいます。 節約をしているのにお金が貯まる人とそうでない人には、どのような違いがあるのでしょう。

 

もしあなたが節約をしていてもお金が貯まらない人に該当するなら、節約方法を見直すことをおすすめします。もしかしたら、あなたが実践している節約方法は、効果の薄い方法かもしれません。

 

今回は「取り組んでいる人は多いけれど、実は効果の薄い節約方法」について解説します。効率のいい節約方法を実践して、お金を貯めましょう。この記事を参考に今の節約方法を見直してみてください。

 

スーパーのはしご

 

欲しい商品を少しでも安く買いたいですよね。そのため、節約している人はスーパーのはしごをしがちです。しかし、スーパーのはしごで欲しいものを安く手に入れられても、意外と節約になっていないことがあります。

 

スーパーは滞在時間が増えるほど、購入金額が上がると言われているのをご存知でしょうか。店内に入って買いたいものに一直線に向かい会計するという方は、はしごをしても問題ないかもしれません。しかし、多くの方は店内の順路に沿って、一通り商品を見るでしょう。

 

店内には、欲しいもの以外にもお買い得な商品が並んでいます。そのため、予定外の商品まで買ってしまう可能性が高くなるのです。本当に買いたいものだけを買えるかどうかがスーパーのはしごでは重要になります。

 

また、買ったものの価格と買い物に費やした時間や体力を比較して、本当にお得かどうかも考えましょう。スーパーを2軒3軒と回るには、時間も体力も使います。どこで買っても商品の価格が数十円の差であった場合、その時間と体力が無駄ではなかったと思えるかどうかが大切です。

 

さらに、車で移動した場合は、ガソリン代がかかります。短い移動時間でも積み重なれば大きな出費となることを考えると、スーパーのはしごが必ずしも節約になるとは限りません。

 

特売日のまとめ買い

 

特売日のまとめ買いは、節約の王道とも言えます。しかし、買うものによっては節約にならず、むしろ無駄になっていることがあります。 商品によっては日持ちしない、長期間使わずに放置してしまうということがあるからです。

 

消費期限や賞味期限が切れて廃棄するのであれば、特売日にこだわらず必要なときにその都度買う方が節約になります。消費できる量を考えて、まとめ買いは計画的に行いましょう。

 

シャンプーやティッシュペーパーなどの期限がないものは、特売日のまとめ買いがおすすめです。置く場所を確保して、置いておける分だけ買っておくといいでしょう。

 

また、冷凍保存のきくものも、特売日のまとめ買いで一定の節約効果が得られます。冷凍保存に関する記事がありますので、ぜひこちらもご覧ください。

 

 

割引商品の購入

 

閉店前のスーパーでよく見かける3割引や半額などの値引きシールが貼られている商品を見ると、お得だと思いますよね。割引商品を予定外に買ってしまうこともあるでしょう。

 

欲しいと思っていたものが割引されていれば、お得であることは間違いありません。しかし、欲しいと思っていなかったものの、安いから買うというのは節約とは真逆の行動になってしまいます。 今、必要なものなのかどうかで、買う買わないを判断しましょう。

 

送料無料に惹かれての購入

 

通販サイトでのお買い物はとても便利ですが、商品の代金のほかに送料がかかります。しかし、一定金額以上購入すると送料が無料になったり「〇点以上購入で送料が無料」という言葉を見かけたりもします。自宅まで届けてくれるのに、送料無料はとても魅力的ですね。

 

送料無料になるように一定金額以上商品を選んだり、1点でいいのに2点以上購入したりすることもあるでしょう。しかしそれは、本当に欲しいものでしょうか。送料のために、必要のないお金を支払っていることもあります。

 

送料が無料になるのは、そもそも商品の金額に送料が含まれていたり、一定金額以上購入してもらえば送料を無料にしても利益が出るという計算がされていたりするためです。「送料無料」でも基本的には、買う側が送料を負担していると考えましょう。

 

通販サイトでお買い物をするときは、送料を払ってでも欲しいと思うものだけを買うことをおすすめします。

 

サブスクの利用

 

一定額を支払うことで、使い放題や借り放題となるサブスクを利用している方も多いでしょう。サブスクは、支払金額を気にせずに動画や雑誌、音楽などを楽しめるお得なサービスです。しかし、利用料だけ支払って十分に活用できていなければ、お得とは言えないため注意しなければなりません。

 

一定額の支払いさえしていればいつでも使えるという便利さから、使わずに放置しているケースもあります。また、利用していても支払額以上に活用できていない場合もあるでしょう。そのため、サブスクを利用するより、単品で購入した方が実際はお得であることもあります。

 

自分が支払額以上に活用できているかを、定期的に見直してみましょう。一度解約すると二度と契約できないということはないので、使わない期間が長いようでしたら一度解約してみるのも1つの手です。

 

一方で、サブスクの利用の仕方によっては、節約につながります。それは、高価なものを購入前に試す、失敗しないために購入前に試すという利用方法です。サブスクを使った節約に関する記事がありますので、ぜひそちらも参考にしてください。

 

 

趣味や遊びを我慢

 

節約を始めると、趣味や遊びに使っていたお金を真っ先に削ろうとする方もいます。しかし、楽しみをなくして我慢ばかりの節約は長続きしません。いつか反動でお金を使うようになってしまうでしょう。

 

節約には多少の我慢も必要ですが、節約のつもりでやっていたことが、散財のきっかけになってしまっては意味がありませんね。趣味や遊びに使うお金はすべて削るのではなく、金額を決めてその範囲で楽しむようにしましょう。

 

まとめ

効果の薄い節約方法を6つ紹介しました。今回紹介した方法は、どれもやってしまいがちなものばかりですが、実は人によってはあまり節約効果がありません。

 

効果の薄い節約方法6選

  • スーパーのはしご
  • 特売日のまとめ買い
  • 割引商品の購入
  • 送料無料に惹かれての購入
  • サブスクの利用
  • 趣味や遊びを我慢

 

効果が得られないと、節約自体が嫌になり続けるのが難しくなります。今、実践している節約方法で上手くいっていない方は、ぜひ節約方法を見直してみてください。

 

また、家計の見直しには「家計見直し診断」をぜひご活用ください。選択式の質問に回答するだけで、見直せる可能性の高い項目がわかります。

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